火災保険の中に「水災補償」「風災補償」「落雷補償」がある。
■「水災補償」… 台風、豪雨などによる洪水、高潮、土砂崩れ。
■「風災補償」… 台風、突風、竜巻、暴風
■「落雷補償」… 落雷
火災保険の対象となるものは
「建物」窓・屋根・畳や床・車庫・物置など
「家財」家具・家電製品・衣類・自転車など
オートバイは、原付き自転車(125cc以下)のみ、大型バイクは家財にあたらない。
火災保険は、通常「水災補償」「風災補償」「落雷補償」3つはインクルードになっている。
水が来ないところははずすと、保険料が安くなってくる。
ハザードマップで確認して水災補償をはずすことをする。
自動車は自動車保険の中でも任意の「車両保険」に入っている必要がある。
屋根まで水没すれば「全損」の可能性で全額補償される場合がある。
水没でも屋根まで水没してない場合は、保険会社のケースによって差はある。
査定員がどれくらいの保障をするかによって違ってくるので補償されないこともある。
ケース1、マンション共用駐車場に停めたマイカーが水没した場合は補償されない。
マンションの火災保険の水災補償の対象にはならない理由は、
マンションで入る火災保険は、その共用駐車場自体の場所に対してのみが対象。
個人の車は自分で「車両保険」に入っていないとダメである。
マンションの火災保険は、管理組合で入るので個人は意識していないと思われる。
自分が地下駐車場などを利用している場合は、個人で車の保険を確認すること。
ケース2、避難しているホテル宿泊費用は保険の対象にならない。
火災保険の火災補償は対象は建物家財のみなので、ホテル代は保険対象にならない。
盲点、マンションの共有部分は、管理組合が火災保険に入ることとなる。
新築の時は火災保険の水災補償には入っている管理組合が多いが、
その後に保険料を安く抑える目的で水災補償をはずすことが多い。
理由としては、総会決議になるので、住民で駐車場は車を持っていない人には、
駐車場には保険いらないという意見が出てくる。
不要なものなので保険料を安くしたいなどの住民の意見が出てくることが多い。
マンション全体で何も守るのかしっかり自分の住んでいるマンションを確認することが必要。
●感想●
タワマンの浸水被害は、マスコミに取りあげられたりしてるので、
揉めてマスコミに取りあげられたくない管理会社がホテル費用や車代金は払いそうな気がする。
「地下に電気系統があることでまた同じことが今後起こるかもしれない」
という意見があったが、その通りだろうし、先行きは難しそうだと思った。
一般的なマンションには入口に止水板が準備されているわけだから、
そういったものを早く準備して地下の電気室にも止水板の設置をするしかないのでは?
できるだけの対処をするしかないが、排水溝の逆流や川の洪水がある無しは
未来はわからないのだから仕方がない部分があるのかもと思った。