大人でも漫画好き 初心者ブログは大変だ

興味のある役立ち情報、節約情報、日々のこと頑張るぞ♪初心者ブログです

九龍ジェネリックロマンス 作者眉月じゅん 3巻後の35話あらすじ・感想・ネタバレあり

九龍ジェネリックロマンス 作者眉月じゅん 3巻後の35話あらすじ・感想・ネタバレあり

■3巻以降の35話
前回34話で工藤 発(くどう はじめ)が自分から
「鯨井令子(くじらいれいこ)は、俺が殺したんだよ」と言ったところからの続きだが、
結局、どういう形で亡くなったのかを何も話してないので、
読者側には、はっきりとした鯨井(B)の死因や状況がわからないままです。


一応、はっきりしたのは、鯨井(B)は、死んでいるということだけ。


かなり強張った真面目な顔を見せる工藤だけど、
鯨井(A現在)は、死んだ人のことを話しているのに不謹慎だと思っても
見たことがない工藤の真剣な顔に対して、
鯨井(B)も見たことがない「私だけの工藤」みたいなことを感じで、
特別な私になったことが、嬉しい気持ちに繋がっているようだ。


恋敵がオリジナルの鯨井(B)で私である写真を見つけた時から
メガネはかけないとか、対抗意識がクローンにあるのはどうなんだろうか?


クローンの気持ちはわからないが、
オリジナルとは同じでも別個体で違うわけだし、
オリジナルから分離してるクロ―ンには、
結局、別の個人になっていくような気はする。


工藤は、オリジナルなのかクローンなのか?も解らないし…。


この漫画の場合のクローンの不思議なところは、
死んでいるのにクローンが会社にやってくることに会社も抵抗がないのが不思議。
生きているオリジナル工藤がいるなら、なぜ九龍の工藤はいるの?


それともここ九龍は、現実には存在してないからなのか?

 

■3巻以降の35話 SFチェック部分。
空が泣いたら傘をさし、貴方が泣いたら傘になる。

工藤:「鯨井令子は俺が殺したんだよ。って言ったら、お前どうする。」
鯨井(A現在):「何言ってんですか。」
冗談として笑ってごまかした工藤だが
工藤:「もうこの世にいないってのは、マジだかんな。」


楊明(ようめい)にいきさつを話すと
殺したのは工藤じゃないのか?と疑いだす。


楊明(ようめい):「婚約してたからこそ、愛と憎しみは紙一重。」
「普段見せてる顔がその人の本当とは限らないんだよ。」


工藤を死んじてるという鯨井(A現在)。
▲▲鯨井(A現在)には、自分だけの工藤の顔を知っていることの嬉しさがあった。

「きっと、私だけが知っている工藤さんの顔…。」
「こんな状況で喜んでるなんておかしいし不謹慎だってわかってる。」」
「わかっているけど…」
「誰も知らない、鯨井(B)ですら知らない工藤さんのことを、」
「私は知りたい。」
「たとえそれが、おそろしいものだとしても…。」
知らない道の先に一体何があるのか

▲▲何かしら工藤が鯨井(B)の死因にかかわっているようではあるが
▲▲まだ、まだ秘密は不明のまま、なぞはまだそのままって事だ。