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子供の防犯力をアップする 親や周囲の人が教える時の注意点

■防犯について子どもに教える際の注意点

1.「知らない人についていったらダメ」はNGワード。

理由は、何度か公園などで見かけた程度の人も「知っている人」と
認識してしまうことがあるから。
不審者の声掛けにだまされてしまう恐れがある。
何度も見たことある人→知らない人ではない→知ってる人となってしまう。

2.「怖い人」、「怪しい人」、「悪い人」はNGワード

防犯を教えるときに相手の「見た目を表す言葉」は使ってはいけない。
子供の連れ去り犯は、騒がれないように優しい仮面をかぶって連れ去ることも多い。

3.見た目ではなく「距離感」を教えることが大切。

家族や友達以外の人が、120センチ以内の距離に近づき、声をかけてきたら、
警戒する必要がある。

人は相手との関係性で距離をコントロールする。
・家族とは45cm以内の<ぴったり距離>
・友達とは45cmから120cm<ゆったり距離>
・顔見知りや知らない人は120cm以上の<きっちり距離>

重要:家族や友達以外が120cm以内に近づいたら要警戒をする必要がある。

相手につかまれない距離は「身長×0.8」(ステップ総合研究所)。

4.子供とは「自分で判断せず家族に確認してからでなければ誰にもついていかない」約束をする。

■危険な場所「ホットスポット」の見分け方

「ホットスポット」とは、犯罪学でいわれる犯罪が起こりやすい場所のこと。
犯罪学を研究する立正大学教授の小宮信夫さんによると、
「入りやすい」と「見えにくい」がポイント

質問:月極駐車場とコインパーキングでは、どちらがホットスポット危ない場所か?
答え:月極駐車場が危ない場所 通学路にある時は気を付けること。

・月極駐車場が危ない場所理由
 朝になると駐車場が空いている場合が多い、そのため、
 空いた場所に車を止めて待ち伏せしても違和感が出ないで子供を車に連れ込める。

・コインパーキングのほうがマシな理由
 車止めがついているコインパーキングだとすぐに車を出せない。
 車を止めて清算する必要があるのは、誘拐してすぐに車を出したい犯罪者からすると
 時間がかかりすぎてリスクがある。
 
通学路が塀とシャッターに囲まれている住宅街はトンネル状態で人間の目が届かない。

また、閉店した店の前がガードレールや植え込みがない場所は危険。
ガードレールがない道路だと、犯罪者が道路に車を停めて子供を引きずり込んですぐ逃げられる。

公園のホットスポット危ない場所は注意する
1.トイレ
2.遊具の前のベンチ


子供が遊具で遊んでいる時にベンチの前に座り子供に近づきやすい目線があう。

「こども110番の家」がある。全面にステッカーが貼ってある。
個人宅や店など、全国におよそ164万5000か所ある。
市民ボランティアで子どもを保護したり110番に通報することを約束している。
が、10年前のシステムで情報が更新されていないままになっていることが問題。
最近は、店が閉店していたり、今は別の店になっていたり、シールが無くなっていたりする。
登録してあるものの、全体の3割が機能していない。
前回、見直しは10年前でそれからチェックされていないで放置されていることが多い。

「こども110番の家」の見直しをする必要がある。
ステッカーなどの貼り直し、新規のお店へお願いする。
その際に登録があるお店を子供に確認させることが大切。

知らない家や店は子供一人では入りずらいが、
お店などは、一度、親と一緒に見にいってお店の人を確認すれば行きやすくなる。
専門家によると「知らない人の家には逃げにくい」ということもあるので、
あらかじめ近所の「こども110番の家」を確認し、あいさつしておくといいそうです。

■防犯力を上げる運動 「疑似体験とランドセル」
関東地方のアンケート怖い思いした人が75人
公立小学校の児童603人中75人が危険な目にあったことがある。

75人はどんな行動をおこしたか?
大声を出した4人、ブザー鳴らした3人、逃げ出した37人

週に一度はブザーを鳴らしてチェック(電池切れなどもある)
本当は、出かけるまぎわに1度鳴らすと意識が高まるのでよい。

怖い思いをすると体が緊張状態で大声が出せない。助けを求められない。
他の回避方法に対して、逃げ出すことなら、半分くらい出来ている。
逃げる練習は大事。

防犯力アップのキーワードは、疑似体験すること。

愛知県大口町で行われている大声で助けを求める訓練。
大声で助けを求める大声を出す訓練で、VRの映像で声を出す訓練ができる。
体験VRは高校生が開発した愛知工業大学名電高校の生徒さん達が開発。


不審者に襲われる状況を疑似体験でき、危険を感じたら大声を出す
(VR監修・ステップ総合研究所・清水奈穂氏)。
「助けてーーー」の大声がなかなか言えない。
助けての声が小さいと子供が遊んでるように周囲には見えてしまう。

大事なのは、大人に向かって大きく手を振って、「たすけてーー」と言うこと
→体験VRは、一定の声の大きさがでていないと大人が出てこないようになっている。

 

熊本市で行われているスポーツ感覚の防犯教室がある。

警察OBやスポーツトレーナーが考案した。ランドセルを捨てて逃げる訓練。

逃げる方が30秒逃げられれば、犯罪者は諦める傾向にある。
30秒逃げきる為には、まず、ランドセルをその場に捨てて逃げる訓練。

ランドセルは5kgあるほど重い。
すぐ捨てて逃げれば、10秒で3メートルは遠くに逃げられる。
特に低学年の子はランドセルを捨てて逃げるべき。

低学年はすぐ追いつかれるので、ジグザグに曲がって逃げる訓練もする。

尻尾取りゲーム(両方が尻尾をつけてしっぽを取り合うゲーム)がおすすめのゲーム 

防犯教室を主宰する坂本一成さんは
「命を守るために、いざというときはランドセルを捨てていい」
と、子どもに親が教えてほしいとのこと。

 

■パトロール×ランニングのパトランが注目されている。

何かをしながら子どもを見守る活動がある
「ながら見守り」がいま注目されていの一つとして、現在、全国で約1,600人が参加している、パ
トロールをしながらランニングをする「パトラン」。
防犯活動をしながらなので、速く走らないのが特徴。
運動に自信がない人でも、参加しやすい

 

日本こどもの安全教育総合研究所理事長:宮田美恵子さんが子どもを狙った犯罪について解説。

2019年9月30日あさイチ情報より

 

●感想●

コインパーキングよりも月極駐車場のほうが危ないのは知らなかった。

理由を教えてもらうとそのとおりなのだが、コインパーキングで知らない人が出入りするということはそれだけ他人の目がある(利点)ことになるのかもしれない。

こどもの家110番は、器作って魂入れずのようになってしまっている。

どこの地域も空き家が増えて店舗も減っているのだから、

学校単位やPTA単位、もしくは町内会単位で再度の見直しはするべきだろう。

行政や警察から見直しをするべきと連絡するなど必要ではないだろうか?

何か市町村の役所でも学校でもいいから、地域で親が行動を起こすことはしたほうが良いと思った。こういうときに、市町村の議員はまず行動するべきでは?

東京などの大都市なら当選落選の議員の入れ替わりもあるだろうし、真面目に次回も当選したいと思うような議員なら、地域に顔出しで良いことばかりなのだから、定期的な「こども110番の家」見直しは議員のローテーションの仕事に入っていても良いくらいではないのだろうか?票にむすびつく議員行動ではないかと思うのは素人の考えだろうか?

本当はPTAが動くのが一番良い気がするが、今の時代はPTAも疎遠な人が多いのだろう。特に都心部は共働きで本当は共働き世帯のほうが子供が1人の時間が多く重要なのだか、共働きの親はPTA協力しなくなっている傾向が多くある。

逃げる時にランドセルを捨てて逃げるのは良いが、子供の情報が犯罪者にとられてしまわないかちょっと心配にはなる。

しかし、襲われた時は、命が大事なのだから、たしかに「ランドセルを捨てて逃げる」という選択は良い選択だと思う。