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SPY×FAMILY スパイファミリー1巻 あらすじ 感想 ネタバレあり

SPY×FAMILY スパイファミリー1巻 あらすじ 感想 ネタバレあり

スパイのロイドが主人公。東西冷戦の時のスパイ活動がモデルだけど、コメディで気楽に読めて安心する。
子供が出てくるので、子供が可哀そうな感じにならないで欲しいと思ったが、
そんな不安も大丈夫そうで良かった。クスッと笑って読み進められる。
年のせいかロイドのせりふにホロっとするところもあったりして(苦笑

ママのヨル(アーニャの義理母)が暗殺者だけど暗殺場面の絵は細かく書いていないので、そういう意味でも安心できる。
超能力者で人の心が読めるアーニャが、ロイドがわからなようにチョコチョコアドバイスしていく姿も可愛い。
アーニャが「おでけけ、おでけけ♪」とルンルン浮かれていた時に、
ママのヨルが、ヨルの弟が可愛くて抱き締めて肋骨を折ってしまったことを回想していたら、それをアーニャが超能力テレパシーで知り、怖くてガーンとか、お決まりのようなことだけどクスリとしてしまう(笑

子供の表情やしぐさが可愛く描かれていて、ついついアーニャに肩入れしてしまいます。アーニャのギャク調の顔がユニークで可愛いです。
まだ、登場人物の紹介中心で1、2、3話みたいな状態なので
1巻では、アーニャのギャグ顔がそんなに出てこないですが、1巻の後からに出てくるギャグ調のアーニャのいろいろな顔がなんともいえず可愛いんです。

お爺さんはお爺さんらしく、中年は中年らしく、子供は子供らしく
登場人物の顔も体型もそれぞれしっかり個性つけて描き分けられているので、
誰がどの人かが分かりやすくて読み進むにはとても楽で良いです。

ちょっと脱線話で、
素人の考えでプロ漫画家さんには失礼かもしれないけど、
たまに新人漫画家さんだと(この漫画家さんのことではないです)
主役以外の登場人物がどの顔も同じようにしか書き分けられてないので、
誰が誰だか分からなくなってしまうことがあって、紛らわしいことあるんですよね。
ちゃんと登場人物の個性つくりと個々の描き分けを意識して考えていたら
同じような顔と髪色の外見にしないと思うのです。
髪の毛の色だけでもトーンで変更すれば、分かりやすいのになぜ?と思うことがあるのです。

この漫画家(遠藤達哉)さんは、スパイファミリーを読んで初めて知ったのですが、登場人物が着ている洋服にしても人物の体型や顔にしても、それぞれの個性を出せているし、しっかり考えて描き分けができる画力がある方だと読んでいて思いました。

主人公ロイドの過去は今のところ詳しくは分かりませんが、
ロイドが「子供が泣いていると腹が立つ理由がなんとなくわかった。
小さかったころの自分を思い出すからだ。」
「戦争の中、誰も救いの手を差し伸べてくれない孤独や絶望と
ただ泣くことしかできない無力感…捨て去ったと思った過去の自分と無意識に重ねていたのだな。」
と思っているシーンがあるところを見ると、ロイド本人も孤独と闘ってきたスパイのようです。

家族3人がそれぞれ秘密があるけど、
だんだんそれなりに家族になっていくのだろうなあ~と思わせる漫画です。
コメディだから変な終わり方にはならないだろうと思って安心してます。
期待を裏切らないように安心して終わることを切に頼みますよ。

 

 SPY×FAMILY スパイファミリー1巻

当ブログは感想ブログという性質上、ネタバレを含みます。
ネタバレは絶対に嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

■登場人物■
三人ともそれぞれの本性は知らないのです。
父:ロイド・フォーフャー精神科医 :スパイ
母:ヨル・ブライア 市役所勤務  :殺し屋
娘:アーニャ イーデン校 孤児     :超能力者

父 スパイ、母 殺し屋、娘 超能力者、それぞれの利益の為に疑似家族を作った三人は、
たがいに正体を隠しながら、ひとつ屋根の下で暮らしています。

危険人物総裁デズモンドに近づいてその不安な動きを探ること、
そのために、まず、結婚して子どもをこさえる。

MISSION:1
暗号名コードネーム<黄昏 たそがれ>
ウチで最も腕の立つ諜報員<黄昏>が主人公のロイド。
本当の名前は漫画の一話からは出てきません。

今回の任務で使う名前として
ロイド・フォージャー 職業:精神科医

主人公ロイドへの次の任務が与えられた。
「国家統一総裁ドノバン・デズモンド東西平和を脅かす危険人物

デズモンドはひきこもりで用心深い、なかなか表舞台に顔を出さぬ人物だ
彼が唯一現れるのは、息子が通う名門校で定期的に開かれる懇親会のみ
これは政財界の大物たちが集う社交場にもなっている。

君はその子供をこの学校へ入学させ懇親会へと潜入せよ
直入学までの期限が迫っているため、猶予は一週間とする。」
オペレーション<梟 ふくろう> の任務につくこととなった。

手初めは、まず子供を探すこと
里親から4回も返えされてきていたアーニャを孤児院で見つけた。

アーニャは実は人の考えていることが分かる超能力者だった。(ロイドは知らない)

被験体007それがアーニャのこと。
彼女は人の心を読むことができた。
とある組織の実験によって偶然に生み出され後に施設を逃亡。
保護者を求めて転々としていた。
出生に関するものは無し、年齢も両親も不明。
分かっているのはここ1年ちょいのものだけど、
4回も里子に出されては、戻されて施設も2度移ってる。

「アーニャ、その力のことは、誰にも話してはいけないよ
お前の力は世界の平和に役立てなくては、勉強するんだ」
と言われてアーニャは施設で育っていた。勉強は超能力の勉強。

ロイドは、外交然り、相手を知ることが和平の第一歩!
どうせ任務が終わったら孤児院へ戻す、
ただそれだけの関係なんだ…
と思っていたけれど、
アーニャが1人で部屋にいるときに間違って使った暗号で、
敵対組織にロイドの潜伏している部屋が見つかってしまいアーニャが捕らえられてしまった。
ロイドがアーニャを救い出そうと闘っている時にロイドは、
「子供が泣かない世界、それを作りたくてオレはスパイになったんだ。」
ということを思い出した。

運よく危機を脱出したロイドとアーニャは、
引っ越して二人で暮らすことにする。
アーニャは超能力で、
ロイドがスパイだということも「ちち、ものすごいうそつき」だとわかってる。
でも、「かっこいい、うそつき!」だと思う。

引っ越した後にアーニャは、
なんとか、イーデン学校の一次試験は合格して二次試験に進むことになる。
次の二次試験には「必ず両親と3人で出席すること、例外は認めない」
という三者面談があるのだった。


MISSION:2
オペレーション<梟 ふくろう>とは
東の要人・デズモンドの戦争計画を止めるt目、
西情報部諜報員の<黄昏 たそがれ>に下った極秘任務である。

ロイドは、結婚活動をして妻をさがすことにした。
子供は孤児院から超能力者のアーニャを引き取って暮らしている。

アーニャの洋服をあつらえに仕立て屋に行ったロイドは、
丁度、相手に良さそうな年齢の女性ヨルに出会った。

市役所に勤めているヨル・ブライアさん27歳 結婚離婚歴なし
両親は共に他界して、年の離れた弟が1人、
姉弟ともに公務員で経歴にあやしい点はない。
が、別名、暗号名コードネーム<いばら姫 いばらひめ>
幼少から殺人術を叩きこまれて、
雇用主の命じるまま汚れ仕事を請け負い続けてきた。
家事は、お片付けしかできません。

超能力のあるアーニャは、ヨルが殺し屋だと知ったが、
驚いたけれど、少女は娯楽に飢えていた(笑
ママが殺し屋、パパがスパイ 何て素敵!
アーニャは、ヨルにママになってもらうおうと思う。

彼氏がいないヨルは、パーティに行く相手をさがしていた。
ロイドとルイは交換条件でそれぞれの恋人・妻になる約束をした。

トラブルに巻き込まれながらも二人で協力して危険を脱出すると
お互いの利益の為に結婚することを二人は決めた。

病める時も悲しみの時も、どんな困難が訪れようとも共に助け合おう
ロイドは任務が、ヨルは殺しが続く限り   と結婚をした。

MISSION:3
東人民共和国 首都バーリント公園通り128
ロイドさんとヨルの寝室は別、来客の時だけそれっぽくごまかすことに。
父は、スパイ
母は、殺し屋
娘は、超能力者

父、母、娘、それぞれの利益の為に疑似家族を作った三人は、
たがいに正体を隠しながら、ひとつ屋根の下で暮らすこととなった。

ロイドはさっそくイーデン学校へ入学するための模擬面接を始める。
そのほかに、ボロが出ないように日ごろから一流のものに触れておく為
オペラやアートに二人を連れだす。

アーニャは、美術館で絵を見てすっぽんぽん、くびちょんぱと楽しそうだが、
ロイドは、スパイ歴十数年、数々の任務をこなしてきたが、
今はじめてくじけかけている…。という状態である。

人ごみだと人の心が読めるアーニャは苦しくなってしまう。
ちょっと休もうと公園にでかけると
お婆さんがひったくりに会ったところを目撃して
ロイドとヨル、アーニャの協力で犯人を捕まえることが出来た。
お婆さんに感謝されたロイドは、
「影なき英雄よ、君たち諜報員の活躍が日の目を見ることは無い」
と言われいてるが、たまには、まあ、感謝されるのも悪くないか…と思う。

お婆さんには、「あなたたちとても素敵な家族ね」と言われる。
ツンデレでまんざらでもなく嬉しい。

MISSION:4
イーデン校の面接へ向かうロイド、ルイ、アーニャ。
校門を入ったところから、ずっと当建物の上から教員達に見られている。

この学校にふさわしい人物かどうか観察、採点されている。

寮長は、エレガンスが合格の基準となっている
品の無い家族はすべて不合格だとしている。

ロイド、ルイ、アーニャは、泥にまみれるようないくつもの難題もクリア
そして、汚れても良いようにお着替えを2着用意していたのだ(笑

MISSION:5
イーデン校入学試験二次試験三者面接が始まった。
ロイドは他人へ成否を委ねなければならなかった。アーニャも緊張している。

寮長ヘンリー・ヘンダーソン(61)
第一寮スペンサー寮長ハウスマスター
担当教科:歴史
性格:エレガント

寮長を含めてその他の面接官は良い感触だが、1人だけ、問題の面接官がいた。
マードック・スワン(47)だ。
先代校長の1人息子で縁故による登用された人物だが
高慢、強欲、無神経、先月妻から離婚を突き付けられて娘の執権も失ったばかり
他人の家庭を妬んで当たり散らしたような発言ばかりをしている。

マードック試験官は、嫌がらせのような質問ばかりする。

「今のママと前のママどっちが高得点だ?」という質問に
アーニャがぽろぽろ涙が出てきたところで
ロイドの我慢が限界に来てしまって机をたたいてしまった。
蚊がいたんだ。とごまかすが。

寮長ヘンリー・ヘンダーソン(61)試験管が
「エレガントでない」として嫌みな試験管マードックを殴ってしまった。

味方についてくれそうなヘンリー先生がいるがどうなるか?結果を待っている。
アーニャはせっかく一緒になった三人の生活を終わりにしたくない。

試験の結果を待ってるところで次につづく
1巻 終り

 

SPY×FAMILY スパイファミリー1巻
作者:遠藤達哉