今村均(本所防災館 館長)がアドバイス
地震警報が来た時は、阪神淡路大震災等の地震での死亡者を調査すると、
最初の15分で亡くなった人が死亡した人の9割を占めている。
地震がきたときに15分間を生き延びれば助かる人がほとんどとなる。
1.クーラーの下では寝てはダメ。
クーラーが地震で落ちてくることがある
2.家具がベット側を向いているのはダメ。
家具が倒れて寝ている時に身動きできなくなる。
3.カーテンが開いているのはダメ。
床にガラスが割れて散乱してしまう。
レースのカーテンだけでも閉めることを習慣にすること。
4、スリッパを履かないのはダメ。
怪我のリスクが上がるので、家の中ではスリッパを履く習慣を付けること。
足を怪我したら動けなくなり、
閉じ込められた時に自力で外に出ることが難しくなる。
実際に地震の時にガラスが散乱して4時間救助にかかった事例がある。
5、玄関には姿見を置くことはダメ。
鏡が割れて散乱すると逃げ遅れる。また鏡が倒れて出口を塞ぐ可能性もある。
6、ドアの前に物があるのはダメ。
ドアの前に物があると閉じ込められることが多い。
トイレやお風呂のドアは開けること。
2019年9月15日<博多華丸大吉のピンチで生き残る知恵セブン>
●感想●
以前に聞いたことがあるようなことだけど、ついつい忘れがちでした。
玄関に姿見はダメだとは、忘れがちなことだった。
部屋にある姿見を玄関に持って行って置くほうが便利かな?と思っていたところだった。
出入り口がガラスまみれだと救助の人も入るに入れないでしょうから
結構、大切なことのように思いました。
部屋が小さいとベッドの足側の上にクーラーが設置してある部屋もあるので、
ベットの配置も気を付けないといけないですね。
面積的に難しい場合は、せめて、頭上にクーラーは止めたほうがいいですね。