2019年9月9日、関東を直撃した台風15号によって、風による被害対策の重要性を再確認した。
風による飛来物は思いもよらない強さで窓ガラスを直撃することがある。
雑誌→秒速40メートルでガラスを直撃すればガラスが粉々になる。
スリッパ→秒速50メートルでガラスを直撃すればガラスが粉々になる。
１．基本、雨戸、シャッターをしめる。
２．窓ガラスの枠をガムテープで貼る。
窓枠の外枠を口の形に4つ、ガラス内側4面を×の形で4つ×を作って貼る。
段ボールを密着させるように窓にかぶせるとなお良い。
ガムテープの跡が付くのが嫌な場合は、飛散防止フィルムを貼ることでも良い。
飛散防止フィルム（ガラスが割れても飛び散らない透明フィルム）
３．カーテンの中央をダブルクリップで挟む
中央と下の2点を挟んで止めることがポイント。
もしも、ガラスが割れた時にカーテンの下にガラスが落ちるため。
ガムテープ等を貼るのが全部が大変な場合や飛散防止フィルムを貼っておく時は、
優先する部屋のリビングや寝室等の長時間過ごす場所だけを貼ってもよい。
上記は、ガラスが割れた時に自分を守る対策である。
外から飛んでくる飛来物は、防ぎようが無いのである。
窓を開けたり、窓から外の様子を撮影するのは危ないからやめたほうが良い。
ガラスから離れた部屋の中心で台風が過ぎるのを待つほうが良い。
ガラスから離れたところの部屋、一時的ならクローゼットや廊下に避難することでも良い。
【重要】加害者にならないように気を付ける
家の周囲に物が飛ばないように、事前に片付けることが大事。
■片付けリスト■
ハンガーなどの洗濯用品、傘立て、ベランダのサンダル、掃除用具、
自転車、ゴミ箱、スポーツ用品、すだれや日よけシート用品等、
家の周囲に放置しない。
自転車はチェーンで柱に縛るなど対処、倒して置いても良い。
植木鉢が複数あるなら重さを増すために複数を紐でまとめてくくり四隅の置く。
すだれ、日よけシートの片づけも忘れずにすること。
●感想●
窓にガムテープを貼るときですが、
賃貸の人やガムテープの取り外しが綺麗にできなくて嫌な人は、
マスキングテープのほうが良いと思います。
幅広のマスキングテープが100円均一のダイソーやセリア等に売っています。
一般的なサイズのガムテープよりも幅広の物もあります。
台風が上陸する時の準備として、今回のように直撃する予報があった場合は、
やっておいても損は無いと思いました。
