NHK連続テレビ小説「なつぞら」でアニメのモデルになっている「アルプスの少女ハイジ」懐かしいです。
朝ドラのほうは、ドラマ「大草原の小さな家」とアニメ「アルプスの少女ハイジ」
を合体させた「大草原の少女ソラ」がアニメの題名となっています。開き直っていて清々しい。どちらの作品も誰もが思い出すドラマだしアニメです。
「アルプスの少女ハイジ」は朝ドラに取りあげられため、
NHKでもアニメ再放送や「アルプスの少女ハイジ」の原作を取りあげて紹介していました。
NHKの番組によるとスイスで放送されなかった理由としては、
長年スイス国営テレビでドイツ語放送局の文化部門を率いた人が、
「日本アニメでは、現実が美化されており、スイスの視聴者が持つイメージや習慣、体験からはずいぶんとかけ離れていたため、このシリーズは視聴者に拒否されるかもしれないと考えた」のだそうです。
「スイスの典型的なイメージ」であるセントバーナード犬ヨーゼフの登場
(原作には犬は登場しないのです)
「大きな目をした、いつも同じ表情のハイジも批判の対象」
というのも理由だったらしいです。
アニメとしてはこの程度の眼の誇張はしょうがないと思いますけど。。
日本の昔の少女漫画の絵を見なれていた日本人は、もっと眼だけが大きくて、顔にたいしての眼の配分がまったく違うだろう?と思えるくらいの漫画絵を見ているので、
ハイジ程度の眼の大きさには、違和感を感じること無かった。(笑)
むしろ「アルプスの少女ハイジ」の登場人物達は、人間の姿(苦笑)してたよ。
スイスとは違い、反対にドイツやスペイン等では好評で再放送を何度も希望されるなど、ヨーロッパや世界各地でアニメ放送は人気があったそうです。
当時の日本の漫画やアニメを見なれていないスイスの人から見たら
きっと「なんだこれ?」という違和感がとてもあったのだと思います。
日本人が外国人が作った日本舞台の映画を見ると「なんだか変な衣装やかつらだな」
と思うようなことと同じ感情が強くあったのでしょう。
そういう気持ちがあるのはしょうがないですよね。
スイス側からしたら、映画のような一回の放送で終了するのではなくて、
何週間も続く長編アニメですから、
この違和感では、長期に放送は出来ないと判断されたとしてもしょうがないです。
もしかしたら、今なら放送可能かもしれませんが、
今になると日本のアニメというと、もっと違うアニメが主流になってしまっているのでちょっと古いのかな?だろうし、今、放送するということも出来ずに、ずっとスイスでは放送されないままなのでしょう。
原作のオンジと言われるおじいさんは、昔は、人を殺したことがある傭兵だった人物。
知らなかったです。そんなことは、アニメ「アルプスの少女ハイジ」では出てこないけれど、最近、流行の異世界アニメ?とかの異世界なんとかにあるような、
傭兵が引退して暮らしてるところに若い子があれこれやってきて・・・話が進んでいくなど、あれこれある異世界なんとかによくあるような傭兵設定だったのか!と思ってしまいました。(苦笑)
そして、ハイジとかオンジとかペーターとか名前はわかるのだけど、
登場人物には、完全なフルネームが無いような?
オンジという呼び方は、東日本の方言にあって、
兄に対する弟のことを「オジ」「オンジ」ということから
日本でも「おじさん」のような意味で使う呼び方もあるのです。
そういう日本語に訳した呼び方に「アルプスの少女ハイジ」でもしているのだろう
と変な深読みで思っていたら、
あるとき、それがおじいさんの個人の名前だと気がついたことがありました。(笑
日本とスイスで「アルプスの少女ハイジ」のイベント
[10/17より]
— アルプスの少女ハイジ[公式] (@official_heidi) October 4, 2019
渋谷駅・東急東横店にて「放映45周年 #アルプスの少女ハイジ フェア」開催決定!
東横ハチ公とのコラボ商品のほか、「ローステッド コーヒー ラボラトリー」とのコラボメニュー&グッズも登場♪
[期間]2019年10月17日(木)→2019年10月30日(水)まで
[場所]渋谷駅・東急東横店 西館1階 pic.twitter.com/DI1TkNoGZh
布バックのハイジやユキちゃんヨーゼフ達が並んで歩いてる大宮限定のグッズが可愛いぃ。女の子が持っていたら可愛いだろうなあ
でも、今は、アニメ放送したことがないスイスでも「アルプスの少女ハイジ」特別展が行われています。
「アルプスの少女ハイジ」特別展は、スイス北部のチューリヒの国立博物館で10月13日まで開催中。
テレビ放送されていないので、アニメの知名度はあまりないようですが、
隣国からの電波が入る一部地域はアニメが見られたこと、観光客が「ハイジ」「ハイジ」と感動するので、そういう意味で知られているようです。
スイスでは、今回のような企画も初開催だそうで、
館内ではアニメの貴重な原画がずらりと展示されているニュースが紹介されています。
1973年に高畑勲さん、小田部洋一さん、宮崎駿さん、が取材に訪れた際のロケハン写真もあり 、スイスの作家ヨハンナ・シュピリが原作小説を執筆した机も展示されています。
スイス公共放送協会によると
キャラクターデザインの作画監督の小田部洋一さん、プロデューサーの中島順三さんがスイスを訪れてトークセッションされてます。
小田部洋一さんは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」のヒロイン「なつ」のモデルの奥山玲子さんの旦那さんです。
奥さんの奥山さんは、子どもが入院をしていたのでロケハンに行かないでほしかったのに、 スイスに行ってしまった旦那さんにちょっと怒っていたようですよ。
アニメ「 #アルプスの少女ハイジ 」をテーマにしたトークセッションがチューリヒで開かれ、キャラクターをデザインした作画監督の #小田部羊一 さん、プロデューサーの中島順三さんが約45年前に #スイス でロケハンした思い出を語りました。全編映像あり。#なつぞら #高畑勲https://t.co/hvZOtTZ9dj
— swissinfo.ch (@swissinfo_jp) September 1, 2019
TVアニメ放送から今年で45年を迎えた「 #アルプスの少女ハイジ 」。世界中で今なお愛される作品は、いかにして生まれたのか。当時のロケハンチームのメンバー、 #小田部羊一 さんらが物語の舞台 #マイエンフェルト を再訪し、 #ハイジ の誕生秘話を語りました。#なつぞらhttps://t.co/BZ1EG30mWg
— swissinfo.ch (@swissinfo_jp) September 3, 2019