東芝が2019年11月25日発表。
血液検査で13種類のがんの患者と健常者を99%の精度で網羅的に識別することに成功。
検査時間を2時間以内に短縮し、即日検査への適応が可能となる。
2020年から実証実験を始めると発表しました。
東京医科大や国立がん研究センターとの共同研究の成果で数年以内の実用化を目指す。
「マイクロRNA」と呼ばれる血液中に分泌される分子の種類や濃度を検査して
食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん、膵臓がん、卵巣がん、前立腺がん、胆道がん、膀胱がん、肺がん
、脳腫瘍、肉腫、が初期の段階でも発見できる。
2時間以内に結果判明し、価格も２万円以内に抑えられる。
ただ、この検査だけでは、具体的にどの癌を患っているのか特定できないという。
画像は東芝HPからの情報より
■東芝HPからの情報より
血液1滴から13種類のがんを99％の精度で検出する技術を開発
－独自のマイクロRNA検出技術を使った健康診断などの血液検査により、
生存率の高いステージ0からがん罹患の有無を識別－
●感想●
早く検査できるようになってほしいです。特に期待するのは下記のことで
＞検査時間を2時間以内に短縮し、即日検査への適応が可能。
＞この中にはステージ0の検体も含まれています。
MRIやCTや超音波で困るのは、影があるけどどっち判定がはっきり変わらずで
3カ月後にまた検査、で、検査するとまた小さい新しい影があったからまた、検査。。
結局、癌とはっきりする時には一番初めの時よりも確実に進んでるわけです。。
早期発見が大事とか言っているのですが、実際は簡単にはそうならないのが困ってます。
早く手術すれば軽いのにそうならないところまでわざと持って行ってるみたいなものでしょう。。
早く正しい判断が付けられるなら治療も早くできるし、治るんですよね。。はあ。。
怪しい場合は、CTやMRIの検査もしますし、血液検査や尿検査も必ずするわけです。
健康診断として早い段階で判断できることは、早い治療に繋がるわけですし、
「線虫でガン検査」する「N－NOSE（エヌノーズ）」検査法と一緒に検査で使えば
正確な確率がぐんと上がるわけですから、両方使えば良いだけでしょう。
早く実用化してほしいです。
