『100分 de 萩尾望都』SF少女漫画「ここではないどこか」を描く
■萩尾さんは SF少女漫画という新たなジャンルを開拓し数多くの作品を発表してきました。
そこには 幼い頃からの
「ここではないどこか」に対する強い憧れがあったといいます。
○萩尾望都インタビュー
私 あの~ え~っとね… ちょっと あの…すごい妄想系の子どもで
ほんとは世界は ここだけじゃなくって
もっと他にあるんじゃないかというのが
小さい頃から ず~っと抜けきらないんですよ。
SFっていうのは いわば、
この現実の世界の他にあるかもしれないもう一つの現実を
スライドして描くわけじゃないですか。
過去であっても未来であっても現在であっても。
そのね 思考の幅がすごく好きで「かもしれない」っていう。
100%現実の話もいくつか描いたことありますけど
空想的な広がりがないもんでね 描いててちょっとつらいんですよ、 自分で。
私は ちょっともう 現実はいいです。もうちょっと遊ばせて下さい。
空想の世界でそっちの方に いってしまいます。
新春スペシャル番組『100分 de 萩尾望都』NHK(Eテレ)
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/2021special/index.html
『100分 de 萩尾望都』 母親との葛藤 「漫画 やめなさい」
https://www.jmangasuki.com/entry/2021/01/05/203427
『100分 de 萩尾望都』失敗したりダメだったりする子に、心があると思っていないんですよ。
https://www.jmangasuki.com/entry/2021/01/05/182732
『100分 de 萩尾望都』「残酷な神が支配する」萩尾望都の父親の描かれ方
https://www.jmangasuki.com/entry/2021/01/04/230623
『100分 de 萩尾望都』 NHK Eテレ 感想1
https://www.jmangasuki.com/entry/2021/01/03/222523
『100分 de 萩尾望都』 NHK Eテレ 感想2
https://www.jmangasuki.com/entry/2021/01/04/173451
『100分 de 萩尾望都』 NHK Eテレ 感想3
https://www.jmangasuki.com/entry/2021/01/09/165429