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人間のいない国 作者:岩飛猫 あらすじ・感想・ネタバレあり

人間のいない国 作者:岩飛猫 あらすじ・感想・ネタバレあり

人間がいなくなって400年の世界。
自動式人形ゴーレムは、大きな一つ目の顔をもつロボット。
人間の命令に忠実に従い人間のために存在する人形としてゴーレムが存在してる世界。
ゴーレムは、人間に奉仕する。


「シイ」記憶をなくしている女の子
「バルプ」一つ目ゴーレム「シイ」を保護する
「ムイムイ」言葉をしゃべる四角いゴーレム。空中に浮いてついてくる
「三角頭」「シイ」をおっかける一つ目制服のゴーレム

機械が自動で働いて社会を動かしている。
人間がいた時と同じように豚を飼育してるゴーレム、その豚を解体してるのもゴーレムがやっている。、
パックに詰めてスーパーに売っているような形にしてるにもかかわらず、
結局、そのパックしたものを持って行くのは廃棄場所。
大量のパックに詰めてあるお肉を捨てて、それを烏が突いてる。

主人公の「シイ」という女の子が突然、この機械だけの世界に現れたことが不思議なこと。
「シイ」は、「三角頭」という三角の頭に1つ目の制服ロボットに追われて逃げてる。
本人もなぜ、襲われるのか理由がわからない。
いろいろなことが記憶がなくて、わからないが「三角頭」が襲ってくるので逃げている。


「三角頭」から逃げていたところを電車の中でゴーレム「バブル」に庇ってもらった。、
「バルプ」なら自分を助けてくれるのではないか?と思い
「シイ」は、「バブル」を頼りにしてついていくことにした。

「バブル」もなぜか「シイ」についてきてほしいようだ。

ロボットのゴーレム「バルブ」はご主人様が死んでいたのがわからない。
そこは、ロボットらしいことで、
死なないロボットには、人間が死んでいることが理解できていないようだ。
ある日、突然動かなくなったご主人様を病気だと思い続けていた。
誰か、人間なら治せるだろうから、人間に治してもらいたくて「シイ」を連れてきた。

ゴーレム「バルブ」には、
人間なら人間を治せるのでは?ということは解っているようだ。

「シイ」を家に連れてきたその時まで「バルブ」は、
マスターに、流動食のようなものを食べさせようと口に付けてた。
マスターは死んでいるので、ボロボロ流れるだけだけど。。
「バルブ」の主人のマスターは、シャカシャカ流れてくる音がするヘッドフォンをしたまま
毛糸の帽子被って椅子に座って死んでいた。
「シイ」が見たら、骸骨だけになっているマスター。

死んでるから治せないよ。と「シイ」が説明すると
ゴーレム「バルプ」は、自分で自分を処分する「自己処分」プログラムが動きだした。

「シイ」は、
今日より前のことが思い出せない。
ここがどこだかわからない。
三角頭にはなぜ追いかけられるかもわからない。
お腹もすいたし、何も持ってない。
寝る場所もないし、どうしたらいいかわからない。

「バルブ」から見ると保護すべき存在となる。

溶解炉で自己処分の処理をするという「バルプ」に、
私を助けてとお願いして助けてもらうことになった。

バルプの住むマスターの家には
「ムイムイ」という空中を浮遊する会話できるロボットもいる
「シイ」がこの世界でわからないことは、「ムイムイ」に聞いて教えてもらう。


ゴーレムには、自律型ゴーレムと固定型ゴーレムの二種類がある。
自律型ゴーレムは、
状況に応じて最適な行動を自律的に行う人間に接したサービスを行う。
ゴーレムに多いタイプ

固定型ゴーレムは、定められた行動のみ行う
主に工場用など単純作業を行うゴーレムに多いタイプ


「シイ」は現在ゴーレム達が直接的奉仕が出来る唯一の人間
シイが導けば我々は、それに従う シイの為の世界に出来る。

 

ムイムイ達ゴーレムは、4百年の間人間がいなくて何をしていたかというと人間への奉仕だ。
人間に与えられたプログラム通りに行動するそれが奉仕だ。

ゴーレムは「気持ち」を感知することは可能だ。
バルプは、シイの脳波から「不安」を感知して防御態勢を取れる。

奉仕をするゴーレムによって、
「シイ」はゴーレム達から食事を貰えているので食べる物はそこそこ大丈夫。
寝る場所は、「バルブ」の住んでいるマスターの部屋で過ごせることになった。


不思議なゴーレム「イスゼラ」「シイ」が浚われてしまう。
ゴーレムの部屋に浚われてきたが、
このゴーレム「イスゼラ」は、機械を解体して組み立てているだけ。
良いゴーレムだった。


「イスゼラ」のことはわからないままだが、
「シイ」の記憶にある謎のマークが部品についていたのを発見して、
「イスゼラ」は自身をバラバラにして「記憶版」を「スイ」に渡した。
この「記憶版」を解析すれば、「マーク」に関する情報が入手できる可能性がある。

部屋から脱出しようとしたときに
ほとんど人間のようにみえるコミュニケーション用ゴーレム「ティーファ」に会った。

「ティーファ」が言うには、
助けに来たゴーレム「バルブ」と「ムイムイ」は非合法改造されている。
非合法に改造されたゴーレムは違反行為を行う可能性があるから
人間に危害をくわえるかもしれなから、「シイ」は離れたほうが良いという。

「シイ」は、「バルブ」はよいゴーレムだから守ってくれると「バルプ」を信じてる。

「シイ」「バルブ」「ティーファ」は「記憶版」を解析するために王宮図書館で調べることになる。

「ティーファ」は人間のような姿のゴーレムだけど、
何か裏があるようで「バルブ」からは疑われてる。
正規のゴーレムは、「三角頭」とコネクトが取れるシステムなのか?
利用されているところがあるのかもしれない。

「三角頭」は、王宮の警備ゴーレムではないかと「ティーファ」は言うが
王宮に「シイ」がどうかかわっているのか、まだ解っていない。


図書館で「記憶版」を調べているうちに
「三角頭」が非合法ゴーレムを排除することにし襲ってくることになってしまう。

「三角頭」が「シイ」とどういう関わりがあるのかわからないまま。
「バルブ」「マイマイ」はかなりのダメージを受けてしまう。

戦闘の間に「ティーファ」は「シイ」を危ないからとうまい具合に誘導して
「バルプ」から引き離して連れていくことに成功している。

「ティーファ」が思っていることは、
「これでシイは僕だけの友達(マスター)だ。ということ。

大きなダメージを受けた「バルブ」「マイマイ」だが、
エネルギーチャージして傷を治しにかかる。

「マイマイ」は「シイ」はマスターではない、保護を優先する必要ないと言うが
「バブル」は、「シイの保護を優先する」という。

「ムイムイ」と「バブル」は、傷を治して「シイ」を保護しにいくことにする。

人間のいない国 作者:岩飛猫 1巻終わり、2巻に続く


■感想
「ebookjapanマンガ大賞2021」ノミネート作品だというので読んでみました。

ここの世界のゴーレムという一つ目のロボット達は、人が恋しいようだ。
でも、ロボットが人が恋しい?は、おかしいのかな?
そんな感情をロボットが持っているのかは、わからないけど、
人間をずっと待っているのは、みんな同じで、
人間に奉仕したい、人間の為に働きたい、400年も人間を見てないから
どういう風に「シイ」に接していいのかわからないようで
みんな、じぃーーーー、ジイイイと「シイ」を見つめてる。

本当は、「シイ」に命令してもらいたい。
何をするか指図してもらいたいようだ。

人間そっくりだけど、なんだかずっと怪しい「ティーファ」
これから何かトラブルのもとになりそう?
「ティーファ」は色々と解ってるようだが、

「シイ」には何があったのか説明しないままで肝心なところは話さない。

「ティーファ」が言うには、
「僕はシイの理想の友達に人格形成する、姿だって部品交換すれば好きに変えられる」
「シイの最高の友達になるよ」と言ってくることにたいして
「シイ」は 「それって友達なのかな…。」
と疑問がでてくるような女の子。

「イスゼラ」というロボットもいま一つわからないまま。

「シイ」自身が自分が何なのかわからないし、
どういう立場にいるのか?などまだ全然わからないけど、
「シイ」は、普通の人間の感覚は持っているようです。

大きな謎の一つ、人類が消滅したのがなぜか?などまだ始まったばかりの物語。