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九龍ジェネリックロマンス 作者眉月じゅん 3巻あらすじ・感想・ネタバレあり

九龍ジェネリックロマンス 作者眉月じゅん 3巻あらすじ・感想・ネタバレあり

 

3巻からは、蛇沼みゆきの謎の過去とタオ・グエンが二人いる謎が出てきます。
でも、まだ、全然、どうなっているのかは、わからないままです。
タオ・グエンが歩きまわって話を引っ張ってくれます。


蛇沼みゆきもクローンっぽいですし、
最後に蛇沼みゆきに残ったビックリが
「父親に知られたら何をされるかわからないこと」が秘密としてあるが、
それが何なのかがまだ不明です。


2巻の蛇沼みゆきは、鯨井(A現在)の口紅をぬぐって自分につけたりしてますし、
男性の工藤が気が付かないでいる
鯨井(A現在)の口紅の色が変わったことも気が付きます。


蛇沼みゆきは、なんとなく元は女性のような気がします。
または、男女両方があるとか、何か特殊なカラダだったり、両性具有っぽい?
それが父親に知られたら困る秘密なのかもしれない?


タオ・グエンは、いつも「みゆきちゃん」と呼びますから、
男性でも女性でも違和感が無い「みゆき」の名前になっている理由がそれかもしれないです。


クローンかもしれない蛇沼みゆきと鯨井(A現在)の二人は、
どちらも「絶対」であること、「絶対」の私を望んでます。


後発の複製クローンが思うのは、唯一無二の私という「絶対」であることなのかもしれないです。


タオ・グエンは、鯨井令子(B)を知っているけれど、
「金魚茶館」にいて鯨井令子(A現在)と会ったタオ・グエンと

お面男のタオ・グエンは、別な人。
お面男は、「金魚茶館」のタオ・グエンを探してますし、
2週間前にいなくなったわけも知らない。
でも、「金魚茶館」のタオ・グエンは、鯨井令子(B)の記憶も持っている。


どっちが先発のタオ・グエンなのかわかりずらいですが、オリジナルはお面男なのでしょう。


仮面の男タオ・グエンがオリジナルならば、
オリジナルは、飲み食いは禁止。なのかもしれないです。


それとも、九龍地区という場所そのものがクローンの街だから、
気を付けて飲み食い禁止なのかもしれない。
九龍で飲んだり食べたりが出来る工藤もクローンなのかもしれないです?。


それにしても、漫画にあるような水道の水をコップで冷蔵庫で冷やすのは無理すぎる。
というか、怖すぎる。日本以外では、絶対ダメです。
水道からそのままの水を飲む人はいません。
日本の感覚のように水道水はそのまま飲めません。


水をそのまま飲むならミネラルウォーターですし、
かならず沸騰させた水を飲みます。
でも、沸騰させる水でも蒸留水を使ってるところばかりだと思う。
後は、日本でもよく見るようなタップウォーター置いてるよね。


香港では、一応、高級ホテルとか極少では、蛇口から出るお水は飲めますよと
アピールするホテルもありますが、例外も例外、そういうホテルとは別です。


香港や中国、台湾も一般の建物全体の水道配管がとんでもないことになってるので、
とんでもなく汚い配管の中を通ってくる汚れた水を飲むことになります。
マンションは、公共部分のダメージを個人ではどうすることも出来ないですから。


中華系はビルの配管掃除なんて定期的にやるわけないし、メンテナンス適当、
修理は壊れない限りやらない主義の人達ですから(苦笑
年代物のビルでそのまま水道水を飲むなんて無理すぎます。


九龍の建物のシーンで水ポタポタが出てくるのは、
ビルや建物が古くなると水道管が壊れて漏れてくるからです。


漫画の中には出てこないけど、鯨井(B)の水道水は、
高級浄水器を通した後の水道水なんだよね。と私は変換して読んでます。(苦笑


水道水が飲めるというシーンから思ったのですが、
もしかしたら、鯨井(B)が存在していた街の九龍(クローン)は、
まったく新品の街の九龍(クローン)だったのかもしれません。

街そのものが新品でそっくり新しい街だったら、
水道管も全部新品で、何十年もの蓄積汚れになっていないので、
水道水をそのまま飲むということも可能だろうということです。

これは、ちょっと深読みかなぁとも思うけど・・(苦笑

 

オリジナル(であろう)タオ・グエンは、九龍(クーロン)で飲食禁止を言われますし、
どこかにオリジナルが知らないクローンのタオ・グエンがいるのですから。。

 

クローン(であろう)鯨井(A現在)もそうですが、
現在の九龍(クローン)の住んでいる人達は、飲食禁止ではないわけです。
そこから、考えると工藤もみんなクローンだったりするのかな?


鯨井(B)の時も街がクローンで、鯨井(A現在)も街がクローンだったりして?
そこまでは、深読みかなあ? 


あと、ちょっと違和感があったのが、工藤が2巻で言っていた、
「日本支店より九龍(クーロン)支店へ異動してきました」
と言っていたけど、日本も支店、九龍も支店、なのがちょっと不思議です。
日本支店というなら、香港支店だろうし、
日本国と同じレベルで九龍がクローン国レベルとして存在してるのかな?
とも思ってしまいました。深読み過ぎ?(笑

神田支店から転勤してきた○×ですとか、秋葉原支店から転勤してきた等と言うほうが
一般的なような気がします。
日本から来たとしても日本支店とは普通は言わないですよね。


小黒(しゃおへい)の不動産賃貸契約の時に
「ここに印鑑を押して」と鯨井(A現在)が言っていますが、、
香港はイギリス領だったので、サインを書いて契約するのが一般的。
香港だったら、日本のように印鑑は押さないよね。

そこは、不動産屋「旺来地産公司(オウライチサン)」は、
日本の会社で日本方式なのだろうなあ~と思います。


漫画の編集さん達も外国で水道水を飲めないのは知っているだろうし、
作者は台湾に行ったことがあるなら、なおさら台湾でも
水道水を直接飲まないのは解っていると思うので、

この宣伝↓に書いてあるように、あるようでない場所作りに、
わざと描いたような気がしないでもないのです。
【此処(ここ)は、東洋の魔窟(まくつ)・九龍城砦(クーロンじょうさい)。
 何処にでもある、何処にもない場所】

存在しないような、存在するような、架空の場所の九龍作りに
飲める水道水がある香港の九龍という場所、契約には印鑑を使っている社会とかを
わざと使っているのかもしれないです。

後、宣伝の文句にあったのが
【他人(かりそめ)の人生を生きる 私は、誰かのジェネリック。】と書いてありました。

これから考えると、ジェネリックは、後発医療品ということで
日本でよく使われるジェネリックの意味でよいようです。

先発の人がいて後発はクローンということかな。。


面白く読んでいるから書くと長くなりすぎて、アップ出来無さ過ぎるので
2つに分けてます。


『九龍ジェネリックロマンス』(クーロンジェネリックロマンス)第3巻
(英文表記: KOWLOON GENERIC ROMANCE、中文表記: 九龍泛型浪漫)

第四巻に続く