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台風被害 消費者は食べて支援する ツイッターの♯被災地農家応援レシピ

台風19号で大きな被害を受けた長野県長野市の農家からの訴え。

27歳の若手農家、徳永虎千代さんが運営するりんご農園は、全体の8割が浸水被害に見舞われた。
台風で決壊した千曲川から近い場所、水没した新幹線の近くの畑の農園は、
3メートルの泥でダメになってしまった。自宅も3メートル水没してしまった。

一方の川から離れた畑のりんごは無事なので出荷できる。
2割のりんごは順調に育っており出荷できるので、無事だったりんごを食べてもらいたい。

徳永虎千代さんの農園は「葉とらずりんご」として葉っぱを付けたまま栽培している
通常はりんご全体を赤くするために実の周りの葉っぱをとってしまうが、
葉っぱをとらないで、葉っぱから光合成した栄養をりんごの実に十分いかせるようにしている。
葉をとらないので影になっている部分は赤くならない色ムラがあるが栄養がいっているのでオイシイ。

■これからの取り組みは

1、農機具も水に浸かってダメになってしまったが、

  高齢者が高額な農機具を買うのは難しい。
  クラウドファンディングで共同で農機具を買って

  浸水で農機具を失った地域の農家でシェアすることで、
  離農を防いで、畑が継続して栽培が出来るようにしていきたい。

2、台風でこすれて小さな傷があるリンゴだが味は商品と変わらないリンゴを
  「訳ありりんご」としてアピールして買えるようにしたい。
  水没した場所のリンゴではない。無事だった畑のりんごです。

        大丈夫だった畑のリンゴだか台風で傷が出来ている。

 

■徳永虎千代 | 農家漁師直送のポケットマルシェ
https://poke-m.com/producers/15073

■「ポケットマルシェ」とは
農家や漁師と消費者を直結し、廃棄される食品を減らすと共に、生産者・消費者の相互扶助を行っている。

 

■♯被災地農家応援レシピ

ツイッターに「♯被災地農家応援レシピ」とハッシュタグをつけたレシピの投稿が相次いでいる。

フランス南部のニース在住の日本人シェフ・神谷隆幸さん(40)が“農家を助けたい”と声を上げた。
神谷隆幸シェフは、「被災地のリンゴを使って(料理を)作ってくれたら、レシピを渡しますと伝えて、
『フルプロ農園さんから買ってください』とツイートした」
すると、シェフの命であるはずの秘伝のレシピを、賛同する料理人たちが公開し始めた。

神谷シェフら料理人たちの働きかけで、フルプロ農園の無事だった1 500kgのリンゴは完売。
台風の被害でも負けずに育ったリンゴは、11月中旬から、収穫・発送される予定。

世界各地のプロの料理人たちが、被災した農家が作った野菜をおいしく食べてほしいと、
各々のレシピを無償で公開している。
フルプロ農園・徳永さんは、
「料理人にとって、レシピって命より大切なものなんじゃないか。
わたしたちのリンゴと一緒のようなもの。
それ(レシピ)を提供してまでも復興支援してくれることは、ありがたいの一言に尽きます」と話した。


■りんごのベーコン巻き が紹介されていた。
作り方
1.一口サイズにカットしたりんごをベーコンで巻き、串に刺して焼く。
2.お好みでレモン汁と塩をかける。

これは簡単で誰でも出来るレシピだと思うし、傷があるリンゴでも何の問題もない。

2019年11月11日 NHK あさイチ情報より


葉っぱをとらないで栽培するので色ムラがあるけど味は良いりんごを作っている
徳永虎千代 フロプロ農園
http://www.frupro.jp/



twitter.com

 

●感想●
あまりに大変な被害なので高齢者だと農家をやめてしまう人が続出しているようですが、
若い人がなんとかがんばっていることは応援したいです。

日本の消費者が本当は見栄えばかりを求めることを考え直さないといけないのだと思う。
りんごも赤い綺麗なリンゴを消費者が望むから、そういうリンゴを作らないと売れない。
でも、そういうリンゴを作るには葉っぱの選定をしないと綺麗に実の全体が赤になるのは難しい。
手間がかかれば高齢の農業者には重労働で簡単には続けられない。。。

一部の贈答用で綺麗な果物は必要だけど、
庶民が食べるものはそんなに外観重視では無いのだけど、スーパーに簡単に売ってないよね。。。

 

 

www.jmangasuki.com